たぬきサマー

ミニマリストだけどコスメ好き

アトピー肌が失っていたもの、それは水分などではない

おとついの記事で、棺にコスメさんに教えて頂いたことがあると

書きました。

 

miniroom.hatenablog.com

 

私はなにを取り戻したのか書かせて頂こうと

思います。

 

最初に言うと、

それはズバリ

自由でした。

 

スキンケアから

精神論に到達してしまって恐縮なんですが、

でも本当にそうなんです。

 

私はオイルもクリームもダメで

最終的に化粧水一本のスキンケアをするしかありませんでした。

 

miniroom.hatenablog.com

 

でも「油分で蓋をしていない」、と化粧品カウンターなどの

肌カウンセリングの場でいうと

 

 

「蓋をしないとますます水分が飛びますよ!」

 

と話を詳しく聞かれることなく、十把一絡げに叱られ

 

「だから痒くなるんです!」

 

と、痒さの原因が、まるで「蓋をしないこと」にあるかのように言われてしまう始末。

 

美容メルマガなんかはそもそも一方的で

 

「夏こそ乾燥するのだから

ヌルヌルを嫌がって

乳液を省くのはNG!」

 

ときたりするんです。

 

ヌルヌルが嫌とかじゃなくて…ッ!

 

赤黒くなって

下手打つとアトピー噴火するんですーーーーーー!!!!!

 

この肌質がプリプリになるのなら

ヌルヌルもベチャベチャもドチャドチャも

こちらはじさない構えだというのに…。

 

とまあ、書き出したらキリがないほど

美容の教えを乞う場では、謂れのない説教をされ

打ちのめされてきました。

 

迫害と言ってもいいでしょう。

 

こっちも色々試してるので、言いたいことも伝えたいこともあるんだけど、

どうせ分かってくれないに決まってる、と諦めて、蓋が正しいと信じるアドバイザーの方に、話を合わせたりしていました。とても居心地が悪かったです。

 

私は悪くないのに、実際荒れるのに、

”油分の蓋は正しい”という情報が当たり前の顔をして

オイルがどうもダメ…という

私の実体験を”間違ったもの”として世間は扱いました。

 

なんせ油分がダメ、というのが少数派だから、説明してもポカンとされるばかりで、

自分が正しくないスキンケアをしている、という判定を受け入れるしかない状況。

 

だから、私は油分で蓋をしていると、カウンターなどで言っていました。

面倒なことになるからです。

 

こんな積み重ねが、美容が好きという気持ちを、少しずつ曇らせていきました。

 

ずいぶん長い間、コスメカウンターへいってないので、今は事実を言っても受け入れてくれるのかもしれませんね。

でも10年前は、そうではありませんでした。

(10年前?)

 

私の心の声や、肌で実際起きたことは、

広く流布された情報の元には、あまりに無力で

無いものとされるのが常でした。

 

アトピーあるあるじゃないかな…?

 

こうも〝油分の蓋が正しい説″を疑いもなく推されると

人間不思議なもので

自分が悪いって思うんですよ。

 

油分で蓋をする、なんて当たり前のこともできないんだから

私がなにか悪いんだろうな、と感じてしまうのです。

 

もしかして、かゆみをガマンして油分で蓋をしたら

どこかでかゆみやトラブルを乗り越えられて、美肌になれるのかもしれない。

 

荒れるという洗礼を受け入れられない私は

美肌への思いが薄すぎるのかもしれない。

 

こんなことを無意識で思ってしまうくらい、

〝油分で蓋は正しい″という誰かの常識を、自分の常識として受け入れてしまったんです。

 

油分で蓋、というのを見るたび、

それができない自分を責めるようになっていました。

 

ほぼ反射で自己否定をしていたんです。

 

でも棺にコスメさんのブログを見て

衝撃でした。

 

油分がダメな方がいる。

 

そして、こだわりのインナーケアとスキンケアで

美肌を保たれている。

 

いいんじゃないか。

 

油分で蓋、しなくても

いいんじゃないか…!!!

 

私は衝撃を受けました。

 

そしてとってもとっても嬉しかったです。

 

もちろん棺にコスメさんのブログ自体面白くて

全記事すばらしんですけど、

私は好きの感情を持つだけにとどまらなかったんです。

 

どうして棺にコスメさんにこんなにもときめくのかなって考えたとき

 

肩の荷をおろして頂いたからだと気づいたんです。

 

「オイルダメでもいいよ」

 

って。

 

バカみたいに思われますでしょうか。

 

私もこれだけ見たら「なにを大げさな」って思われると思います。

 

私だって30ン年気付かなかったんです。

 

肌には油分で蓋しなきゃだめ、

っていう常識に

心を追い詰められていたことに。

 

心!

心なんですよ!

 

私はアトピーで悩んでいたのはもちろん

自分にあてはまらない常識を押し付けられるのが

苦しかったんです。

 

あ~~~油分で蓋しなくていいんだ~~~

って思ったときの

あの安心感。

 

私は私の信じるスキンケアをしていい。

 

水分オンリーでもいいじゃない。

 

私は自由を取り戻した思いでした。

 

自由にしていい、そう思えたその初めて

世間の常識を自ら正しいとし、

世間の常識に当てはまらない自分はダメなんだと自ら決めつけ、

勝手に心を痛めていたんだと

逆説的に気づいたんです。

 

私の肌は、オイルが使えない、その一点で

自尊心を奪われていたんですよ。

 

肌尊心というべきか?

 

棺にコスメさんに

正解を教えて頂いたのではありません。

 

肌に何を使おうが自由なんだ

っていう根底を教えて頂いたんです。

 

それに気づいたとき、

すごくすごくホッとして

体が軽くなったのを覚えてます。

 

自尊心傷つきまくってるやん。

 

周りがいいって言うから、いいわけじゃない。

 

自分が試してダメだったなら、

自分にとってはダメでいいじゃないか。

 

油分で蓋をしないことが

常識から外れていたって、

自分に合わないのだからしょうがないのです。

 

自分が合わなかったものを

ディスる必要もないけど、

世間と合わないからって

ディスられる必要も

自分を責める必要も

一切ない!!!

 

自分と向きあって

自分の美肌に貢献するものだけを

取り入れたらいい。

 

アトピーにだって肌尊心はあるんだ!

美学があるんだ!

 

それに気づいたとき、

私はずいぶんと人生においても

世間の常識に縛られては

自分を責めてきたんだな、ということにも気づきました。

 

あまりに心が軽くなって

人生観にまで脳を使いだす始末。

どんだけ。

 

世間は圧倒的に正しくて、

私は間違ってる。

だから、はみだしちゃいけない、

って自分を窮屈にさせてきたんですよ。

 

油分で蓋しなくてもいい。

 という事実は、私のこりかたまった人生観を

ここまで軽やかにしてくれました。

 

規格に合わせる必要なんてないんです。

 

自分が正しいと思う方法論を取り入れたらいい。

 

もちろん、研究・試行錯誤・人様に不快な思いをさせないこと

そういうことは大事なんですけど、

根本的な部分から、自分が正しいと信じることを

まっすぐ大事にしてあげよう、と思えたのでした。

 

雑誌にもメルマガにもない答えが

この世にはある。

 

油分を使わないスキンケアが自分にとって至高であるように。

 

世間の大多数が提唱する「こうすればOK」から脱却したって

問題なんてなにもない。

 

ないんだよー!

 

さーてウィラードウォーターが届いたから

バシャバシャしちゃお~~~~~。

 

初回購入だとすごいお得でっせ!

 

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サンプルもすごいついてきます!

 

私が大学生の頃は

こんな太っ腹なセットなかったのに…。

 

成長したのね…Dr.ウィラードウォーター…ホロリ…。

さすがだわ…。

 

あ、これ別に私にお金入るとかありません。

ただ購入したよーってだけでヤンス。

 

あ、あとあと、油分で蓋がダメ、っていうわけじゃなくて

合うならそれは素晴らしいことですし、

私がそれにあてはまらなくて、

苦しかったというだけのお話です。

 

敏感肌寄りアトピーシュプレヒコール

 

みんな違ってみんないい!

 

人の数だけ正解がある!

 

誰も間違ってなんかないよ。

 

オイルがハマらない私も

オイルがハマるあなた様も大正解です。

 

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※この文章、伝えたい気持ちが強すぎて散らかってるので

あとで加筆修正すると思います。

 

大筋は変わりません。