ステップあやさんの本に救われた私ですが、
今回は具体的に本からどういったことを学んだのか、書かせて頂きます。
ステップあやさんの本は、一見すると、よくある慰めの本に見えます。
でも実は違う。
自分の理解の解像度を上げてくれる力があります。
詳細なハックではなく、言葉のひとつひとつに、自己肯定感を上げてくれるチカラが込められてるんです。
「どうせ自分を大切にしようとか、ワガママになろう、とかそういうのが書いてるんでしょ? ワガママになって嫌われても著者は責任取ってくれないのに、そんなの読んでも意味ないじゃん」と思われるかもしれません。
私もそのタイプです。
ただ、ステップあやさんの本の内容は、どんどん心に入って来て、涙が止まりませんでした。
親ガチャ外した人は、自己肯定感が正しく育ってないと思うのですが
私はまさにそのタイプです。
読んでいて、泣いてしまったのは、自分がどれだけ自分を大切にできていなかったか思い知ったからです。
この本は、自分が自分をいかに大切にしていなかったかを気づかせてくれるんです。
自分を大切にしよう、なんて、この手の本にはいくらでも書かれています。
そして、それはそもそも自己肯定感の低い人間には響きません。
なのに、ステップあやさんの文章だと、納得感があったのです。
それはやはりステップあやさんの文章に自己肯定感を上げる力があるでしょう。
私がピックしたあやさんのアドバイスと、自分への理解の解像度と自己肯定感を上げてもらった結果、あやさんのアドバイスをどう使いこなせたのかを書いていきます。
・自分に厳しくしすぎないこと
いや、これもどの本にも書いてあるー! って思うじゃないですか。
でも、ステップあやさんの丁寧な寄り添いにより、自分に厳しくしすぎるのやめよう、と決められたのです。
人間ってただ「自分に厳しくするのはやめなよ!」と言われても、自分を変えられないんですよね。不思議です。
で、私は
頑張る仕組み作り
に取り掛かりました。
自分に厳しくはしない。
でも頑張らないてありえない。
この今の日本で頑張らないなんてオメデタすぎる。
だから私は、自然に頑張れるってどういう状態なのだろう、と真剣に考えました。
厳しくと頑張るは違う、と思ったからです。
そして、我慢にリソースを割くのではなく、頑張ることにリソースを割くことにしました。
我慢するとそこに心も体ももってかれちゃって、頑張るまで辿り着かないんですよ。
そこに気づけたんですよね。
我慢しておけば報われる、って信じていたことに気づけたのも大きいです。
我慢したって、誰も評価してくれません。頑張ることで評価してもらえるのです。
相手を慮ってるつもりが、ただナメられるだけ、ということが私には多々ありました。
今もあります。
それを一個一個潰しています。
また、早め早めに取り掛かる、ということも意識するようになりました。
ヒューマンエラーありきで物事を考えるようにもなりました。
失敗を許さない、という発想をやめられたんですよ。
失敗ありきで考えるようになりました。
自分に厳しいって何だ、っていうと、自分に我慢させる・自分に失敗を許さないってことだと思うんですよ。
頑張るとは違いますよね。
それに気づけたのは、あやさんの寄り添いのある文章によって、色々自分のことを考えられたからだと思います。
・本心を言うこと
これも本当に難しかったです。
言わないほうが上手く回ることが多いんですもの。
でも言わないと、どんどん自己肯定感が下がります。
それどころか、他人の行きたい方向に人生を巻き込まれてしまう可能性もあるのです。
自分の人生が犠牲にされながら。
それは小さくても大きくても起こります。
だから、ちゃんと言わないといけないんですよ。
人生を削り取られて、ストレスをためないほうがおかしいですし、
ストレスがフルの状態で、スリムですっきりしたスタイルを保ったり
正常な食欲でいられるほうがおかしいのです。
私は自分を過信しすぎていたんだと気づきました。
本心を言わず、上手く立ち回る。かつストレスもためない。体調もいい。
そんなこと可能なわけないじゃないか。
そのことにようやく気づけたのです。
等身大の自分を受け入れられたのだとも言えます。
私は、理想の自分を描いて、そこにたどり着けないと自己肯定感をどんどん下げてストレスをためていたのです。
そのギャップの苦しみが食欲を生んでいたし、スタイルへのダメだしにもなっていて、さらに食欲を増長させて、全てむちゃ食い障害による過食行動につながってしまっていたのです。
本心を言う、というのは高い自己肯定感があってこそできます。
自己肯定感を育てながら、本心を言う。
本心を言うことで自己肯定感を上げる。
こちらのスパイラルを起こせるようにあやさんは勧められているのだと思います。
本心を言う、といってもやはりむちゃくちゃ言いたい放題すればいいというわけではありません。
タイミングもありますし、言っていいこと悪いこと、言い方なんかも重要です。
本心を言わない、というのはこういうことをサボることでもあります。
それは心が幼稚なままになってしまいます。
自分をしっかり育て直す、という意味も含まれていると思いました。
それによって、精神が自立し、自立した精神で社会で生きるのでストレスが減り、過食行動も減っていくのではないかと思います。
・他人に頼ること
これは本当に難しいです。
ただでさえ私は能力が低いので、かなり他人に頼って生きています。
これ以上頼るの…? と思うと恐怖が出てきます。
でも、これもやはりコツがあるのだと思います。
頼み方。タイミング。お礼の仕方。
それは勿論、申し訳ないと思いすぎない。
相手が負担でないなら思い切ってお任せする。
当然、負担かどうか見極める目も大切です。
頼らない、って、一見いいことのように見えて、社会動物としてやや幼稚な行動ではあるんじゃないかと思います。
万能な人間はいません。
だったらやはり頼るしかないのです。
その頼み方をしっかり学ぶべきなんですよね。
慣れるためには場数も必要ですし、また人と関わる数や深さを増やしていく必要も出てきます。
やはり社会動物としての高度さが求められるのではないかと思うのです。
他人に頼る、なんて、嫌だ! と思ってしまいがちな私のような方でも、ステップあやさんの本を読んだらちょっと頼ってみようかな…と考えられるかもしれません。
ただ、ステップあやさんと同じような頼り方は、私は環境的にできませんでした。
ずっと経済的な自立をマストでしていましたので。その点でも、私の自己肯定感の育成や、体調の立て直しは大幅に遅れました。
また、感情を人に話す…も、私はどうもなあ…と考えます。
私自身、ご家族の愚痴やパートナー様の愚痴とか本当に苦手です。
愚痴を聞き、相手を励ましながらも、とはいえご家族やパートナー様を悪く言うわけにはいかないので、神経が疲れるのです。
そんなことを他人にさせるのか? と思うと、私はちょっと嫌だなあとなってしまいました。
もっというと、愚痴で負担をかけて、相手に嫌われるくらいなら、愚痴なんて絶対言わないほうが得だと考えてしまいます。
が、こんな私もついに人様に面倒をかけることが多くなり、頼るってやっぱりどうしても出てくるんだな…と思いました。
だから、普段から頼ったり、頼られたり、そういうことをもっと重視しようと考えるようになりました。
あともう、お話聞くのが苦痛じゃない方には、思い切って頼るのもいいのかな…と思います。お礼は他でちゃんとして。
私も、誰かにしっかり受け止めてもらったら、受け止めることがいつか可能になっていくのかもしれません。
ステップあやさんのご本は、本当に不思議で、なぜか心の中に入ってきて、考え方を楽に変えてくれるんですよ。
私はハックも一緒にご紹介しましたが、あやさんのご本は、ハックはありません。
まずは楽になることを教えてくださいます。
でもだからこそ、次頑張る意欲がわいてきました。
一回楽になるってすごく大事で、そうじゃないと次へ進めないんだ…というのを教えてくれたのがあやさんのご本です。
全然上手に伝えらえた気がしません。
構成も不細工になってしまいました。
それでも、何か伝わるものがあればうれしいです。
気づいたこと、変えたこと、変わったことが多すぎて、まとめきれなかったんです。
でもひとつ言えることは、私は今、ロングファスティングを成功させることができて、2年ぶりに断捨離もできています。
自己肯定感を上げることにも取り組めました。
それはこの本で土台を整えたおかげだからです。
だから構成が不細工になってしまってでもご紹介したいと思いました。
他の記事だとここまで乱れることは稀なので、今回は大目に見てくださると本当にありがたいです。
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