「自分が活字中毒だった」
そんなことを思い出させてくれる名著に出会いました。
Aile(id:maisondailes)さまに教えていただきました
CHICCA(キッカ )ブランドクリエイターであらせられる
吉川康雄(よしかわやすお)さんの著書
『生まれつき美人に見せる』
が凄すぎたのです。
帯と見出しだけですごいから、
抜粋していきます。
「ブスな部分はアクセントになるので放っておく」
「しみ、そばかすを完全に消すとひとりで生きていける感が出てしまう」
「せっかく生まれたからには外見で男を一本釣りしよう」
「ブスがミックスされた顔の人の方が魅力的だし、息が長い」
「なんて唇をして生まれてきたんだ! と言わせる唇には必ずツヤがある」
「花嫁より目立っちゃうかな、という罪な結婚式荒らしメイク」
康雄ー!!!!
思わず叫びたくなる
康雄は秋元康だったっけ?
それとも糸井重里?
いや、井上秋緒の可能性も…!?
と、「そっち方面でご活躍の方だったっけ?」と
疑いたくなる胸に刺さる言葉のオンパレードに次ぐオンパレード。
康雄がメイクアップアーティストだったことを
いい意味で忘れそうになる、コピーライターさんも必携の一冊。
こんなキャッチーな言葉浴びせられたら
今夜とても眠れない。
告白しますとここ数か月、
先々々月の半月に渡る徹夜(まだ引きずってる)、
その合間のブログ作成により、
もうインプットが無理になってました。
これ以上入らんばいと脳と心が悲鳴をあげていたのです。
でも康雄…
康雄のパンチラインは染み渡る。
もっと!
もっと康雄のパワーワードが見たい!
私は久々に活字を読む楽しさを思い出しました。
そうだった。
読書はしなければならないものじゃない。
次の文字を追いたくてしょうがなくて
結果読書している状態になっている。
そういうものなのだ。
もー待ってた。
こういう
何回も何回も読みたくなる、
パワフルに生きる気になれる一冊、
読書が楽しみだったこと思い出せる一冊、
私待ってたー!!!
本文も凄いから、もう少し語らせてください。
一部をご紹介します。
鏡が壊れるくらい見る
康雄ーーーー!!!!!
鏡なんか、どうやったら壊れるんやーーー!!!
CHARAかお前はー!!!
ってCHARAが"笑うと壊れる"と危惧したのは
鏡ではなく時計でした。
(『シャーロットの贈り物』より…って
同年代だってCHARAのこの曲はスルーしてるのでは…)
でも”鏡見よう”って気になるから不思議❤️
眉は、1本抜くだけでも表情が変わります。
眉1本で、整形級の威力があるのです。
だから、抜く候補となる眉を1本つまんだら「いる? いらない?」と
裁判にかけていく。
眉1本で訴訟沙汰に…!
眉のお手入れにはもっとも時間をかけてください。
隙間時間を見つけては裁判開廷です。
康雄は、裁判がお好き!?
どこまでやれば素肌感を守れるのか、公正な裁判にかけていきましょう。
眉のみならず、素肌でも裁判…!
他、色々、すごいワードが飛び出してくるので
ぜひ楽しまれてください。
Aileさんいわく、
『もはや根性論の一冊』
マジでさながら美のアスリート論。
ゆえにキレイゴトもなし。
再現性もみっちりある。
一生美しく生きるモチベが現実的に沸く。漲る。
なんだか元気がない人ー。
老いていく自分を尻目に、それでも美を諦めたくもない人ー!
(人生長いねん!)
似合うより好きを優先しちゃう人ー!
康雄bookやで!!
答えは康雄が持っている!!
それにしても文章力のある方の勧める本というのは本当に凄いですね。
美とかモテとかそのあたりのエッセイはひととおり網羅した私ですが、
康雄の本には、おぼこのように興奮しましたし、更に積ん読を消化しようという
元気まで出てきましたもの。
カンフル剤は美においても知においても必要不可欠なのであります。
かゆいところにビッシと手が届く、行き渡る冴え渡る康雄の言語化、
ぜひ味わってください!
最後に。
『康雄眉毛裁判理論』は、
私が眉毛4本になってしまう前に知りたかったよ…。
知らなかったんだもん…。
眉一本で裁判沙汰になるなんて…。
ウウウ…。
こちらの本は読み放題で読めますよ。
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