たぬきサマー

ミニマリストだけどコスメ好き

残暑お見舞いリピり申し上げます RMK ネイルポリッシュ 18 シックピンク ~wAtOSAに寄せて~

コスメってリピ案外しなくないですか。

だってコスメ戦国時代

百花繚乱

1個使い切れば御の字立派ご立派

名品見つけちゃ、もう次の逸品に目移りしてるしちゃってる。

 

そんな時代にあっても、リピっちゃうものって

かなり本物。

 

人様のリピートお品も気になりますし、

自分のリピート品も忘れないようにメモしたいというものです。

(物忘れが酷い)

 

というわけで、私のリピートしたお品。

 

RMK ネイルポリッシュ 18 シックピンク 1680円

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もうね~~~良いの。

色が。

 

このシックピンクちゃんがいかにブルベお肌にいい仕事してくれてるか

こちらの記事で語り倒してるんですけど

miniroom.hatenablog.com

 

でもまあ言うてリピはないでしょ。

 

と高をくくってたんですけど

買っちゃったー!

 

この世に生を受けて30数年、

生まれて初めてネイルリピっちゃいました。

 

そりゃコスメのドン・シャネルに比べたら、すこーーーし塗りづらいとかあります。

私右利きなんですけど、左は上手に塗れても

右手はガタガタ、とかよくある。

 

あとパソコン使いまくってるので3日でネイル落ちる。

 

あとこれは私の塗り方に問題があるのかもしれないですが

乾きが早くないので、ドライヤーで手助けしてあげる必要があります。

 

でもこのお値段。色。ツヤ。

 

いいじゃないいいじゃない~~~。

 

というわけで、私RMK ネイルポリッシュ 18 シックピンクちゃん

激推しです。

 

でも次はちょっと、ジルの青みピンクいってみようかなとは思ってる。

 

(ただラメが…ワンカラーのネイルについては、ラメが指にプラスの働きしてくれるとは思えなくて。)

 

で、ここからなつかしコスメ語りに入るんですけど、私が青みピンクネイルにハマったのってそもそも

20代前半のときに出ったwAtOSA(ワトゥサ)のネイルからなんですよ。

 

当時、パーソナルカラーなんて知りませんでしたから、

自分がブルベなどと知るよしもなく

青みピンクもあんまり好きじゃなかったんです。

 

白みや黄みなどに寄せたサクラ色ネイルとかがモテネイルなんて言われて持て囃されてましたから、そちらの色を片っ端から試してたんですよ。

 

しかしながら、好きな色と似あう色は当然違いまして

ブルベの私にとって、当時、一般的に「可憐でかわいくてモテる色」とされているものが、全然似合わないという憂き目にあっておりました。

雑誌には「これは手をキレイに見せる色」と書かれているのに、

私の手は一向にキレイにならない。

途方に暮れていたんですよね…。 

もうネイルに、ひいてはコスメに期待してはいけないのかな、と思っておりました。

 

でも、何のおぼしめしか、ワトゥサのネイルは

いっちょ塗ってみるかーって気になったんですよ。

 

さんざんネイルで肩透かしを食らって、

「ネイルってまあ、魔法じゃあるまいし、別に色がキレイなだけで

私をキレイに見せるものじゃないよね」って自分に言い聞かせて

半ばあきらめてたのに私に「いっちょネイル塗ってみるかー」とそんな気持ちにさせたのは、

ひとこと、ワトゥサの「一筋縄でいかない」雰囲気のなせる技です。

 

だってwAtOSAって表記がもうただごとではない。

なぜにwとtが小文字…!

そしてあの時代における変化球、偏向パールというアビリティがまた

ワトゥサの魅力を増幅させます。

世界観ぴったり。

とにかくワトゥサに魅せられたのです。

 

まあでもまさかね。

ネイルが私の手をキレイに見せるなんてこと…ねえ?

って半信半疑で。

傷ついた女の自己防衛本能はんぱない。

 

パーソナルカラーなんて概念も知らなくて、知ってたとしても多分診断なんて受けられなかった当時の私なんですが

ワトゥサの青みピンクネイルを塗った瞬間、もう一発で理解しました。

 

「あ、これ私の肌をきれいに見せる色だ」

 

と。

 

青みピンクは当時人気なくて、あったとしてもなんかショッキングな感じで「オシャレ上級者の物」感を漂わせ、

自然なんだけど青寄り、みたいなピンクってほぼなかったんですよ。

 

あったのかもしれないけど私には見つけられなかったんです。

(うつけ)

 

でも、もしかして、こういう私のようなうつけ者にもブランド力で訴求して

ドンピシャの色を提供する…までがコスメブランドのお仕事なのかもしれません。

 

ただいいお色を作るだけでなく。

 

一連のことを思い出しながらそんな仮説を立ててしまいました。

 

そうだとしたら、ワトゥサは大成功です。

 

そんな仮説を立てさせてしまうくらい

ワトゥサのこの青みピンクは、私に忘れえぬ体験をさせてくれた一色でした。

 

コスメはそれ自体の美しさに意味があるわけじゃない。

 

人間を美しく見せるために存在するんだ。

 

そして私の全然キレイじゃない手も

ちゃんと、ちゃんとランクアップさせて見せてくれるんだ。

 

これを理解できたとき、私はちょっとコスメという存在に初めて感謝したと思います。

 

ワトゥサの青みピンクネイルは、諦めないこと、コスメはちゃんと私をキレイにしてくれること、魔法はそこにあることを最初に教えてくれたアイテムでした。

 

確かお値段1500円くらいだったはず。

RMK ネイルポリッシュとデジャヴ。

 

でも最近はwAtOSAを見かけなくなって、どうしたんだろう、って気になったんです。

 いわばワトゥサはメイクの魔法を教えてくれた大恩人でありオリジンです。

#韻  

 

私が今こうしてRMK ネイルポリッシュ シックピンクちゃんに出会えたのも

そもそもwAtOSAでの体験の賜物ですので、ワトゥサの最近の動向も調べなければならない、と

謎の義務感に駆られました。

 

サブロオ(渡辺)元気かな…ってアマゾン調べたら

まだありました! ワトゥサのネイル!

 

 wAtOSAは現役でした!

 

でも残念、私をコスメの魔法で震わせた青みピンクネイルはもう廃盤のようです…。

 

あとサブロオご本人もお元気かしらと調べましたら、

シルクハットをお召しになってお元気なご様子。

良かったです。

 

www.watosa.com

 

 残暑お見舞いリピり申し上げますなんて出オチもいいところな記事になる予定が

思いのほか熱く語ってしまいました。

 

ブログには魔物が住んでいると思いました。

 

コスメには魔法が潜んでるけどね。

#懲りない #♯って最初打ってた #恥ずかしい

 

※こちらの記事、のちほどRMKネイルポリッシュとwAtOSAで分けるかもしれません。

テーマが2個あるぞ…とちょっとなりまして…。

でもとりあえずどんどん書かないと、書きたいことが渋滞してしまって…悩ましいです…。