人間が一日にできる決断の数は10回と言われているのは
有名な話。
ゆえに、経営者さんなどは、重要な決断は朝にすることを勧められいたりもします。
でも、私は、この教えに対して、甘く考えていたのだ。
・現代人の決断が10個で済むはずがないという諦めと斜に構えた態度
・重要な決断を早めにすることができない勇気のなさ
これが主な原因である。
でも、私はアラフォーど真ん中。
ばりばり人生を謳歌するためには、リソースの節約が必要になってきてしまうのだ。
・朝はどうしてもぼうっとしてしまう。
・エンジンがかからない。
・まだ時間があるゆえの先延ばし
これらの言い訳をして一日を過ごすと、やはり夕方にはもう力尽きているという現状が続いた。
10個の決断力を使い果たしているのだから当然である。
夕方エンジンがかかってバリバリに良い決断ができる、なんてことはそう起きない。
朝は怖いと逃げた重要な決断。
夕方は判断能力が鈍っているので、より恐怖が大きくなってしまっている。
だったらやっぱり、どれだけ怖くても。
10個の残機がある朝に、重要な決断をするしかないのだ。
又吉は一周回ってケチになれ、と言っている。
ケチ、というと金銭的なことを想像しがちだが、何もお金に関することだけじゃない。
決断力だってケチらないかんのだ。
私は判断力に対して、身の丈に合わない散財をしていた。
私はうっすら自分が優柔不断な人間であることに気づいて、
それを温かく受け入れようと考えた時期がある。
っていうか、ついこないだまでそう。
まず私はトロい。
素早い決断は脳のリソースを割いたのだ。
そういう自分を受け入れることにした。
脳への負担と心理的プレッシャーを軽減しようと思ったのだ。
さらに、ただでさえトロいのに、そこに優柔不断も加わっているという性質に気づいた。
色々考えてしまうから、トロさに拍車がかかってしまったのだ。
しかし、自分を受け入れることの重要度を上げていた私は
じっくり考えて悩むことを贅沢だと思っていた。
でも違った。
決断は10回しかないのだ。
それこそ泣いても笑っても。
私がしていたのは投資でもなければ贅沢ですらない。
時間の浪費だ。
これに気づいてしまったので、私はドキドキしつつも
朝に決断をし、
そして決断をケチろうと思う。
具体的には
・やろう、と思ったらノータイムでやる。
・モーニングルーティンを確立させ、それらが終わったらすぐにお仕事に取り掛かる。
・決断に時間をかけないと決める
これである。
モーニングルーティンに関しては、一ヶ月みっちり観察して作り上げたので
別途書かせて頂きます。
今回の記事では最後を推したい。
優柔不断な私には、とても大切な気づきだったから。
決断が早いことに意味があるんじゃない。
決断し続けないことに意味がある。
考えれば考えるほど、決断の機会が増えてしまう。
それを防止するための、決断のスピードなのだ。
こればっかりは癖付けしていくしかない。
※対人間に関しては、ここは早くないほうがいい。
失礼なことしちゃうといけないから。
時間は有限、と思っていても
決断を有限、だと思って過ごすことには慣れてない方も多いんじゃないでしょうか。
結構最近の知識ですものね。
でも決断こそ有限と理解して動いたなら。
人生が大きく動くんじゃないかと思ってます。
人生を大きく動かすことを狙っているので
しばらく決断力ケチ、やっていく所存です。
怖くても苦手でも面倒でもやるしかない。
そう覚悟できた人間はかっこいいよね。
特別お題「2023年にやりたいこと」→決断力をつけること
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